初めまして。フルート講師の白井美穂です。
初めてのブログ投稿では、フルートを始める際に必要な道具についてお話ししたいと思います。
まず第一にフルートが欠かせません。これがなくてはレッスン、練習が出来ませんね。フルートは決して安い楽器ではありません。初心者向けのものでも数万円はかかりますし、プロが使用する楽器に至っては、材質や特性によっては車1台分に匹敵するほど高価なものもあります。 またメーカーもたくさんあり、数々のモデルや仕様が存在しているので、選ぶ際には迷ってしまうかもしれませんね。
もし「フルートを試してみたいけど、続けられるのか自信がない」と不安に思っている方には、最初は購入より、レンタルがお勧めです。 音がある程度出て、音階が吹けるようになるまでの期間、レンタルを活用することで、最初のハードルを下げてくれるでしょう。
ある程度吹奏の基本を身につけたら、予算を設定して実際のお店に足を運び、複数の楽器を見て試奏し、自分に合う楽器を選ぶことが大切です。
その際に、フルートの先生、フルートが上手な知人に一緒についてきてもらうのも大事です。自分一人では試奏してもよくわからないということがほとんどですから、必ず一緒に来てもらい、音を聞いてもらい、自分に合う楽器を選びましょう。
良い道具(楽器)を持つことはとても大事ですが、初めから高額な楽器を購入する必要はありません。自分の成長に合わせて、10年後に買い換えることがあるかもしれません。ただ、材質が音色に影響を与えるので、リッププレートだけが銀製、または頭部管だけが銀製なだけでも随分と音色が豊かになり、良い音作りを助けてくれることでしょう。
また、正しい姿勢で演奏するために譜面台も重要です。メトロノームとチューナーは、良い音程、正確なテンポで演奏するのを助けてくれます。
もし余裕があれば全身鏡が練習する場所にあると、自分の姿勢や構えを確認できて良いですね。それが難しい場合でも、譜面台の上に置いて常に口元、正しいアンブシュアを確認できる、手鏡があると便利です。
それから、B以上、出来れば4Bなどの柔らかい鉛筆を用意しましょう。学ぶ過程で楽譜に何度も書いて消したりするときに、硬い鉛筆で紙面を傷つけてしまわず、綺麗に楽譜を使うためです。 消すことがありますので、色ペンなどは使いません。注意書き、メモ書きは、その時々の状況、演奏によって常に変わっていくものです。
最後に、それが揃えば教則本です。
私の使っている教則本は、効率的な練習方法が記載してあり、初心者の皆さんが効果的にフルートを楽しむのを助けてくれます。無駄な練習をする必要はありません。最短で最も効率の良い方法で音の出し方、構え方、演奏の基本を身につけていきましょう。
今回は、フルートを始めるにあたり、必要な道具についてお話し致しました。今後も充実した情報を皆さんにお届けしていきたいと思います。
お楽しみに!